財団の概要

那賀川野菊・鷲敷菊保存会

那賀川野菊・鷲敷菊保存会は、那賀川沿いの岩場に咲く地域固有の準絶滅危惧種のナカガワノギクやワジキギクを調査・保存する活動を行っている。このうち、典型的ナカガワノギクは那賀町の田野観音堂から長安口までの区間に自生し、11月上旬~下旬に純白の可憐な花を咲かせ川沿いの岩場を彩ってくれる。しかし、増水時には水没する厳しい環境に自生しており、2014,15年と続いた大洪水時の砂利を含む濁流により、多くの個体が流され、葉や根が大きく痛んだ。

保存会では、活動の一環として、ナカガワノギクの現地種を採取し、苔の生えた岩場に直接蒔き育てる域内保存と、その現地種をポットに蒔いて苗に育てた後、現地岩場に戻して植栽する域外保存に取組んでいる。下の画像は域内保存による2年目のナカガワノギクであり、順調に育っている。

また、自生岩場には立木・ゴミなどが打ち上げられ、カヤ等の雑草が生えナカガワノギクの自生・成長が阻害されている。そこで、保存会メンバーが那賀川町細渕の岩場の清掃・環境保護活動を行っている。

那賀川野菊・鷲敷菊保存会
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