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NPO法人 三嶺の自然を守る会

三嶺山域ではニホンジカの食害により、樹木や草本類など生態系に甚大な被害を受けました。一部山域では、植生がなくなった林床の保水力が衰え、土砂崩れが発生するなど厳しい状況です。

本会は、三嶺中腹の植生を蘇らせるべく、2020年6月に徳島森林管理署と連携し中腹の林床に防シカ柵を4ヶ所設置しましたが、今後、柵管理と点検を継続します。

この樹林には、シカの餌になるものが少なく生息には厳しい環境です。そこで、この山域にどれほどシカが生息しているのか「ニホンジカの生息密度調査」を実施しました。調査地は、三嶺北東斜面の標高1300m地点。設置済みの防シカ柵周囲に1m正方形を120枠設置し、その枠内のシカ糞を探し数えました。これを基に県のシカ対策担当の方に生息頭数を推測して頂きました。生息密度は、9.72頭/km²。適正頭数は、2~3頭/km²ですので、やはり過剰に生息しているとの結果でした。

シカ食害の惨状を多くの人に伝え、多くの人と山の保全策を考える機会をつくり、三嶺山域の豊かな自然を後世へつなげられることを願っています。

NPO法人 三嶺の自然を守る会
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