財団の概要

加茂谷へんろ道の会

1200年続いてきた四国八十八箇所霊場を巡る遍路道は1400kmで、そのうち自然歩道は約120kmにすぎません。その歴史的価値のある土の道が、地元の20番鶴林寺、21番太龍寺周辺には約20kmが残っていて、貴重な地域になります。

加茂谷へんろ道の会は、最古の遍路道「かも道」、復活の「いわや道」を中心に、地元の遍路道を生かした地域活性化を図るべく平成25年に結成し、古道の保全整備と魅力発信する活動を続けています。春と秋の定期保全整備活動はもとより、緊急対応として、倒木などの処理を迅速に行うことを重要課題としています。更に、毎年のウオーキングイベント開催、広報誌や遍路道マップの発行、石造物の説明看板設置により、親しまれる遍路道を目指しています。

結成10年、お遍路さんのみならず、健康山歩きや歴史の道探訪などの方々から復活なった山道を利用していただき、活動のやりがいを感じています。
 「われらが守る」から「みんなで守る」へ、さらに飛躍を目指します。

加茂谷へんろ道の会
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