犬飼農村舞台(明治6年建立、国指定重要有形民俗文化財)は、蛍舞う八多川上流の名勝「ハ多五滝」の登り口に鎮座する五王神社境内の斜面に位置しています。本事業では、農村舞台での体験学習と同時に、五滝遊歩道の整備活動を行うことで、子供たちの記憶に残るよう伝統文化と地域の自然の大切さを伝えることを目的としています。
令和4年6月5日、午前中は農村舞台保存会会員8名により農村舞台周辺および昨年度植樹した「ヤマザクラ」周辺の除草作業を行い、午後から小雨降る中、幼児から宮井小学校5年生までの地元児童と父兄併せて23名と一緒に、「八多五滝」遊歩道の清掃、さらに危険個所の注意看板の設置ができました。これまでの本事業による五滝整備活動が契機となり、行政による歩橋の架け替え等、台風災害により荒れ果てた五滝の回復に一歩ずつ進んでいます。本事業を契機に、子ども達の記憶に残る活動と併せて、毎年行っている農村舞台での体験学習も含め、伝統文化と自然の大切さを伝える活動を継続していく計画です。
