活動報告

CS海部(海部城保勝会)

東は太平洋に面し、大里松原海岸、出羽島、大島、そして蒲生田岬までを展望する。西は、海部川をさかのぼり城満寺を眺め、上流の轟の滝を思い浮かべることができる。海部城山は、歴史的にも阿波の名将「三好長慶」と義兄弟として同盟関係にあった「海部友光」の居城であった。そして、阿波を代表する刀剣「海部刀」とともにあった城山である。

海部城山整備活動「CS海部」というのは、海部のC(キャッスル=城)・S(ソード=刀)を意味している。CS海部の活動は、令和4年で4年が経過する。この間、木や草に覆われた山(標高50m)であったのを、月一度の作業や歴史環境情報交換会を続け、城としての遺構や桜を楽しめる憩いの場、学習環境として整備が進んできた。だんだんと県内外の様々な団体の行事や地域の子どもたちの学習の場としても活用してくれるようになってきた。
会員は現在35名、高齢者が多いが楽しみながら頑張って活動を続けていけたらと思っている。

CS海部(海部城保勝会)
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